今から約 4,700 年前に中国茶は、「神農」と言う人によって
探し当てられたとされています。

始めは、茶葉をそのまま粥状に煮込んで食べると言った状態であったそうです。

それから、4,000年近くの時間をかけて、現在のお茶に近づいて来るのです。

お茶の樹は、ツバキ科に属す物です。
古代樹は、現在の雲南省や四川省辺りに有ったようです。
長い年月を掛け、長江を下り、中国中部から南部に広がったとされています。

各地方で色々な製法や茶葉が出来上がり、名の有る茶葉だけでも千余種有ります。

後に、茶の種類を整理すべく、近代では、茶葉の製法と発酵度にてその種類を分けている為に、書物等で、記載されている分類が、違っている物がある事がまれにありますが、それは、種別分類よりもずっと前からそれらの茶葉が作られており、分類分けをした方の主観による物も有るからなのです。

1 緑茶 無発酵茶(日本の緑茶もこの中に入ります)
2 白茶 微発酵茶
3 黄茶 弱発酵茶
4 青茶又は、烏龍茶 半発酵茶(烏龍茶は大別する茶の種類の総称で有って、茶の名前ではありません。しかし、「白毫烏龍」の様に、茶の名前の一部に「烏龍」の文字が使われている物はあります。また、半発酵茶と言っても半分発酵していると言うのではなく、青茶の製法を用いていれば、少しでも発酵している物から、完全発酵一歩手前の物まで全てこの種に属します。)
5 紅茶 完全発酵茶(イングリッシュティーを想像される方も多いとは思いますが、紅茶も元々中国茶の一種です)
6 黒茶 後発酵茶
7 二次加工茶 花茶(花の香りを付けた物:ジャスミン茶等)、葯茶(薬効成分の有る茶葉以外の物と混ぜた物)、果実茶(果汁等で味や香りを付けた物)、工芸茶(茶葉で花を包み込む等した工芸品としてのお茶)、etc。
8 茶外茶 ツバキ科の茶葉以外の物を使っているが、○○茶と言う様にお茶の仲間として名の付いている物、ハーブのお茶、花自体を用いたお茶、明日葉茶、杜仲茶等etc。

※豪門 -haomen- 茶房では
花茶と工芸茶を二次加工茶の分類から出し単独でカテゴリーしています。

また、商品名やその特徴から、実際の分類とは別のカテゴリーに移している物もあります。御了承下さい。


中国茶のお話

カートを見る

お支払い方法をお選び頂けます
メルマガ登録・解除